NHN Japan、グリー、サイバーエージェント、DeNA、ドワンゴおよびミクシィのプラットフォーム事業者6社は9日、各社で開発、運営しているソーシャルゲームなどのサービスにおける全てのコンプリートガチャ(コンプガチャ)に関し、新規にリリースするゲームにおいて中止する方針を決定したと発表した。また、各社で現在運営しているソーシャルゲームのコンプガチャについても、2012年5月31日までに終了、以降は新たなコンプガチャを行わないことを決定した。なお、当協議会に参加するプラットフォーム事業者が取り扱うゲームに関して、協議会としてガイドラインを作成し、早急に公開する予定。「6社としては、多くのお客様にご利用いただいているサービスを提供する社会的責任を負っている企業として、各方面からのご示唆を受けて、真摯に検討した結果、お客様に対するサービスの内容の向上を図るため、停止することとした」と6社はコメントしている。NHN Japan、グリー、サイバーエージェント、ディー・エヌ・エー、ドワンゴ、ミクシィのプラットフォーム事業者6社は5月9日、各社で開発、運営しているソーシャルゲームなどのサービスにおけるすべての「コンプリートガチャ(コンプガチャ)」に関して、新規にリリースするゲームについて提供を行わないとする方針を決定したと発表した。さらに、各社で現在運営しているソーシャルゲームのコンプガチャについても、5月31日までに終了し、以降は新たなコンプガチャを提供しないことを決定したという。
今回連名で発表を行った6社は、ソーシャルゲームの利用環境整備の推進を目指し、「ソーシャルゲームプラットフォーム連絡協議会」を設立している。6社は、今後取り扱うソーシャルゲームについて、協議会としてガイドラインを作成し、早急に公開する予定だとしている。
この発表と合わせる形で、すでにグリー、サイバーエージェント、ミクシィからはプレスリリースが発表されている。またディー・エヌ・エー(DeNA)では同日開催の決算説明会でコンプガチャ提供の中止を発表している。また、プラットフォーム事業者に加えて、ソーシャルゲーム開発会社のKLabも独自にコンプガチャの提供中止を発表している。