岡田武史・日本代表監督「勝つことに徹した試合だった。きょうの終了のホイッスルは次のオランダ戦の始まり。またオランダ、デンマークという強いチームとやらないといけない。アウェーのW杯で初めての勝利ということだが、まだわれわれは何も手にしてないと思っている」
カメルーン・ルグエン監督「がっかりしている。良い結果を期待していた。前半、選手たちがナーバスになりすぎた。実力を出し切っていない。フラストレーションがたまった」
本田圭佑「結果が出ていなくて、正直雰囲気は良くなかったが、岡田さんを中心にチームは前に進んできた。それが結果につながった。自分たちの強みは団結力。力を信じて、しっかり守ったのが大きい。(得点は)ボールが良かった。足元に止めて、決めるだけだった。最近外すことが多かったけど、本番でゴールができて良かった。これでいい雰囲気でオランダ戦にいける」
長谷部誠「チームみんなで勝ち取った勝利。まずここで1勝して次につながる結果だったと思う。相手は個人能力が高いが、日本は組織で戦う。それがうまくいった」
松井大輔「一番大事な初戦で勝つことができてうれしい。勝つことによって自分たちの力を証明できた。(先制点の)クロスの場面は左足でけりたかったので、中に切り込んだ。うまく本田がいてくれた。前半がすごく大事だった」
長友佑都「本当にうれしい。(エトーには)絶対負けたくなかった。ほとんど仕事をさせなかったと思う。みんなで守備ができた。次はもっと攻撃でも(前に)いきたい」
川島永嗣「前半からみんな守備を頑張ってくれた。(後半は)向こうはパワープレーできたが、みんなが体を張ってプレーしてくれた。(攻められた)あの時間は絶対に自分が守ろうと思っていた。ゼロで終われてよかった」
犬飼基昭・日本サッカー協会会長「関係者がみんなホッとしていると思う。チームとして高い目標を掲げてやっている。それが結果に結びついてよかった。選手のコンディションも上がってきて、高地対策もうまくいった。岡田監督には「よかったね。次(オランダ戦)だよ」と言った」
原博実・日本サッカー協会強化担当技術委員長「先取点が大きかった。相手も初戦で本来の力を発揮していなかった。内容はともかく初戦で勝ち点3を取れたことを評価したい」
記事元:スポーツ報知